大変ごぶさたしております。ミッちゃんです。我が社のピーチ姫は夏の間じゅうドラクエとカラオケで遊んでおり、このコーナーの事を言っても「いいんだから、遊ぼう」と完全無視をし、日々が過ぎてゆきました。私はそんな姫をただ見守るしかないと思っておりましたところ、「ミッちゃんも早くドラクエやりな」とすすめられ、遅ればせながら始めましたが、姫はもちろん、周りの友人達からも「レベルが低くて話にならん」と言われ、仲間に入れてもらえません…。
ミッちゃん 「あ、またドラクエやってる!!」
さくら 「やってないもん」
ミッちゃん 「テーブルの上にDSがあるじゃないですか」
さくら 「あら不思議」
ミッちゃん 「早く“ミッちゃんがきく”をやって下さい。私が怠けてると思われますよ」
さくら 「ミッちゃんが怠けてると思われるんなら別にいいよ」
ミッちゃん 「よくないですよ!」
さくら 「じゃあそろそろ飲んで歌おうか」
ミッちゃん 「何がそろそろですか。何もしてないですよ」
さくら 「原稿10枚描いといたよ」
ミッちゃん 「おお、先生えらいですね」
さくら 「わーい、ほめられたほめられた。じゃあ、外でサンマを焼こう」
ミッちゃん 「外でですか!?」
さくら 「うん、そこのベランダで」
ミッちゃん 「ああ、いいですね。サンマ焼くと家の中が煙で魚の匂いになりますからね」
さくら 「そうそう」
ミッちゃん 「それに、サンマで火事になる事もよくあるみたいですよ」
さくら 「サンマの脂に火がついてでしょ」
ミッちゃん 「そうです。今年のサンマは脂が多くて特にキケンらしいですから、外で焼くのがいいかもしれませんね」
さくら 「じゃあミッちゃん外で焼いて。私、大根おろし作るから」
ミッちゃん 「え、一緒に焼くんじゃないんですか!?」
さくら 「大根おろしたらそっち行くから」
…という言葉を残し、姫はサンマが焼けるまで外に出てきませんでした。私はひとりでサンマを焼きましたよ。秋晴れの空にサンマの匂いが漂い、しみじみといたしました。
さくら 「うまく焼けたねぇ。ありがとうミッちゃん」
ミッちゃん 「どういたしまして。これからもサンマの事はおまかせ下さい」
さくら 「おいしい!!」
ミッちゃん 「ん〜〜、うまっ。やっぱいいッスねぇ、サンマ」
さくら 「カツオもいいけど、今日はサンマかな」
ミッちゃん 「ですね」
さくら 「ミッちゃん、あたしさぁ、いい事思いついたんだ」
ミッちゃん 「へ、何ですか!?」
さくら 「うちのリビングの隅のスペースを、駄菓子屋にしようかと思って」
ミッちゃん 「は? 駄菓子屋ですか?」
さくら 「うん。ドレミの駄菓子屋だよ。みんな、お菓子食べ放題だし、クジもやり放題」
ミッちゃん 「いいですねぇ、楽しそう!! ぜひそうしましょう」
さくら 「来週お菓子、買いに行くよ」
ミッちゃん 「はい、行きましょう」
さくら 「アイスクリーム用の冷凍庫も欲しいねぇ」
ミッちゃん 「えっ、店にあるやつですか?」
さくら 「うん」
ミッちゃん 「…あれ、でかいですよ。ちょっと考えた方がいいですよ」
さくら 「じゃあちょっと考えよう」
ミッちゃん 「ホントに考えて下さいよ」
さくら 「はーい」
ミッちゃん 「…欲しそうですけど」
さくら 「あるといいなぁと思ってるだけ」
ミッちゃん 「…じゃあ、どういうのがあるか一応調べときます」
さくら 「みんな喜ぶだろうねー。アイスもあるなんて」
ミッちゃん 「もうある事になってるじゃないですか」
さくら 「そうだ、おでんもやろうか」
ミッちゃん 「狭い所でキケンですよ」
さくら 「そうだね。じゃあやめるか」
ミッちゃん 「おでんを置きたい気持ちはわかりますけど」
さくら 「あー、ミルクセーキとかラムネ入れとく冷蔵庫も欲しいね」
ミッちゃん 「置けませんよ」
さくら 「置けるかもよ」
ミッちゃん 「じゃあ調べときます」
さくら 「ドレミの駄菓子屋始めましたっていうお知らせの手紙も出そうか」
ミッちゃん 「出しましょう出しましょう」
さくら 「じゃあ書くから、印刷してね」
ミッちゃん 「コピーでいいですよね?」
さくら 「うん。何でもいいよ」
ミッちゃん 「みんな、その手紙より先にコレ読んで知ってると思いますけど」
さくら 「じゃあやめるか」
ミッちゃん 「でも喜ぶかもしれませんね」
さくら 「じゃあ出そうか」
ミッちゃん 「そうして下さい。」
さくら 「そうだ、お喋りインコも欲しいね」
ミッちゃん 「いりません。お喋りなのは先生だけで充分です」
さくら 「やだ、インコのヒナ欲しいよー」
ミッちゃん 「カメと犬と金魚で我慢して下さい」
さくら 「インコに『いらっしゃいませ、こちらドレミでーす』って喋らせたいよ。かわいいよ〜」
ミッちゃん 「自分で言えばいいじゃないですか」
さくら 「インコが『ミッちゃん、おはよう』って言うよ」
ミッちゃん 「言われなくてもいいです」
さくら 「じゃあ来週、インコも買いに行こう」
ミッちゃん 「ダメだって言ってるじゃないですか。ちっともきいてないんだから」
……姫は、一年ぐらい前からインコが欲しいと少し言っていたのですが、ここ半年ぐらい前からやけに頻繁に言うようになってきました。たぶん、ホーチキのCMのインコに触発されたのではないかと思います。こっそり鳥カゴを探していた様子なので、ダメだと止めても飼う可能性が高いですよ…。
おわり


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